今立っている場所に目を向けること、ただそれだけでいい。
文|望
東京に活動の場を移して半年。強く感じる事はお洋服って奥が深い。
ただ外側を着飾るのではなく、自分の中にある女性という性に意識を向けたり、時には勇気をくれたり、人に安心感を伝えることもできます。
こうして文章に書くと、いい事尽くしのお洋服ですが、お洋服が味方だと忘れてしまい振り回されることもしばしば。
かくいう私も毎日お洋服との格闘で、東京に来てヒールを履くことがなくなり、カジュアルなスタイルが増え、今まで大好きだったお洋服に居心地の悪さを感じ辞めたいなと思った事があります。
そんな時、助けてくれたのは『自分の今立っている場所に目を向けること、ただそれだけでいいよ』という先輩の一言でした。
その帰り道、歩いてる人のお洋服や街の景色、自分のやりたい事がパッと目に飛び込んで来た時「私ステージが変わったんだ!」と。
次の日から大阪時代の自分のこだわりは捨て、自分の歩く道にあったお洋服や靴を選び、景色に馴染む感覚になんとなく受け入れてもらった気がして、初めて東京が、そして自分の事がまた好きになりました。
なんとなく今の自分に違和感を感じている人は、もしかしたら次のステージへの移行期かもしれません。そして今回『アラフォー・アラフィフ向けオシャレレッスン』は新しい18人の女性を迎えてスタートしました。18人の外見が違うように、歩く道、なりたい女性像、18通りのゴールがあります。
母として、女性として、時には仕事人として、それぞれのステージにあった1番のお洋服の提案が今回も私のミッションです。
進み始めた新しいステージ。ゴールは死ぬまでありませんが、まずは卒業の3ヶ月後に向かってお洋服を味方につけ、もっともっと楽しみましょう!